【飛躍のヒント】マスクを使う? 使わない?

坂本夏子です。

多くの人がマスクをしている光景が
日常になっていますね。

あなたはどうですか?

私はここ数年、冬の外出時は
マスクをしていました。

目的は防寒です。

私は寒がりなもので、外に出る時は、
首にはマフラー、手は手袋、
体はダウンで、

それプラス、

鼻や口をマスクで覆い、
できるだけ冷気を直接あびずに、
温かくして外に出るわけです。

実際、
鼻に冷気があたるかあたらないかで、
随分と、心地よさに差が出ます。

その防寒用のマスクを
最後に買ったのが数週間前。

その直後に新型コロナウィルスの
影響で世の中からマスクが消え、
現在、私の手元にあるのが
30枚くらいとなりました。

さて、これからどうするか?

次のマスクがいつ買えるか
わからない状態で、
30枚を使うのか?

という話です。

ネットで見ると、
意味不明なことになっていますね。

50枚、1パックで、
マスクは1,000円だけど、
送料が10,000円、など。

そういう商売の仕方があるんだ~と、
逆に感心してしまいました。

で、結論としては、
今は残りのマスクを使わず、
顔を外気にさらして外出することに
しました。

万一、自分が感染したと疑われる
状況になったら、医療機関を
受診する際に使う必要があるわけで、
今はムダに使わない、という判断を
したわけです。

それが今日のテーマで、
というのは、、、、

インフルエンザであれ、何であれ、
マスクは、感染している人が
咳やくしゃみをした時に、
病原体を拡散させないためには
効果があり、着用すべきだけど、

感染していない人の予防ツールと
しては役に立たないのではないか、
と以前から思っていたんですね。

ウィルスなんて、いくらでも
マスクを通り抜けるはずだし。。。。

で、このところマスク情報に
注目していたわけです。

面白いことがわかったので、
一気にシェアします。

感染症に詳しい久住英二さんと
いう内科医が、2/22の朝日新聞で
こう述べています。

(一部抜粋)

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「元気な人の予防なら不要」

いまや公共の場でマスクを
つけていないと逆に注目され、
「非常識」と思われてしまいそうです。

しかし通常のマスクには、
感染症から身を守る効果は
あまりありません。

構造上どうしても隙間ができるし、
直径30マイクロメートルの
花粉の侵入は防げても、
0.1マイクロメートルの
新型コロナウィルスは通して
しまいます。

中略

またウィルスは鼻、口だけでなく
目からも入ります。マスクを
していてもゴーグルをつけなくては、
「頭隠して尻隠さず」となります。

つまり、マスクは予防策では
ありません。自分の病原体を
他人に感染させないための道具で、
元気な人は基本的にはつける必要が
ないのです。

SARSなどに比べて
新型コロナウィルスの厄介な点は、
感染しても症状がない人が多いこと。

気づかぬ間にウィルスを広げないよう
マスクをつける意味は一定程度
あるでしょう。

だからこそ少しでも使ったマスクは
病原体だらけで、むしろ「感染源」。

ポケットから出し入れして
何度もつける人をみかけますが、
一度外したらすぐに捨てるべきです。

===========

私は、マスクを毎日使い捨てに
してはいましたが、

外出先で食事のためにはずしたら、
それをまたつけていましたね ><

ウィルスのことを考えると、
本来ならば、ポリ袋を持ち歩き、
一度、外したらそこに入れ、
固く口をしばり、
捨ててよい場所に捨て、

手を「正しく」洗い、
また新しいマスクをつけるべき
だったのでしょう。

こちらもお医者さん発の情報で、
ウィルスがいかに、
私たちの手を介して広がるかを
わかりやすく伝えている動画です。

3分45秒と短いし、とっても
おススメです。

コロナウィルスがパニックをおこしています。でも、インフルエンザも正しく理解されているのでしょうか。マスクで感染が広がっているという事実がほとんど理解されていません。あなたはマスクをしますか?私はしません。でもこの大事な議論がほとんどされていません。

岩室 紳也さんの投稿 2020年1月25日土曜日

それから、内閣官房のサイトでは、

感染が疑われる人が医療機関を
受診する際は、マスク着用と
書かれていますが、

そうではない人もマスク着用とは、
どこにも書かれていません。

https://www.cas.go.jp/jp/influenza/novel_coronavirus.html

あと、TVの国際ニュースの番組で、
ニューヨークの市立学校では、

「できるかぎりマスクを使わずに
登校させてほしい」との通知が
生徒の親あてに出されたと
言っていました。

ニューヨーク市民のインタビューでも、

「感染予防のためにマスクをする」

と言っている人はゼロでした。

欧米では、マスクをする習慣が
ないそうで、マスク文化が色濃い
日本、中国、韓国とは異なりますね。

こちらの記事は感染症専門医に
よるようで、
「マスクの正しい使い方」を
伝えています。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200123-00159958/

こちらは、医師を名乗る人の
匿名のブログで、
マスクについてのアメリカの情報や、
科学的情報がよくまとまっています。

で、今、私は、
自分は感染していない、
との前提にたっています。

そして幸い、だいぶ暖かくなってきて、
防寒目的のマスクはそろそろ不要です。

であれば、今回集めた情報から、
今の私は外出時にマスクをつける
理由がなく、

むしろ、つけることで、
自分および他者への感染リスクを
高めると判断しました。

そして、今の日本では、
いつ誰が感染してもおかしくない
状態であるのも確かなわけです。

感染したかもと思った時には
マスクは大事なので、
その時のために、今の在庫を
温存することにしました。

ウィルスに怯えて暮らす必要も、
無意味な値段のマスクを買う
必要もなく、

”正しい手洗い” をちゃんと
やることと、体の免疫を高めることに
エネルギーを注ぐことにしました。

そのためには、まずは、
適切な言語・脳内・行動パターン x
適切な食事x睡眠x運動 かな、と。

あなたは、感染予防の目的で、
マスクを使いますか?

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[後日談]

その後、
国内での感染が急増し、
自分が感染する可能性も
より高くなってきました。

特に問題なのは、
感染しても無症状の場合で、
気づかずにウィルスを広げてしまいます。

緊急事態宣言が出されて以来、
自分からの万一の飛沫感染を防ぐため、
そして私と接する人の安心のため、
外出の際はマスクを着用しています。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント