【飛躍のヒント】時間と目的の普遍的な関係

坂本夏子です。

前回に続き、時間をテーマに
お届けします。

前回は先週の木曜日だったのですが、
昨日、読者のお一人から
メールをいただき、
前回のメルマガを再送して欲しい
とありました。

なんでも、

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木曜日の時間についての話しが
良かったので、
直ぐに息子に伝えたくて、
スマホをゴチャゴチャ触っていたら、
間違えて削除してしまいました。

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とのこと。

息子さんにシェアいただくなんて、
いや~、嬉しいですね。

まずは、前回のおさらいです。

「時間管理を阻害する9つの要因」

時間の悩みを引き起こす
9つの要因とは、、、、

1.何のために時間を使うのかを
決めていない(目的の欠如)

2.目的達成のために、
何をやり、何をやらないのかを
決めていない (戦略の欠如)

3.やり方を知らない
(戦術の欠如)

4.具体的に、何をいつ
やるのかを決めていない
(行動プランの欠如)

5.制限時間を設けていない
(期限の欠如)

6.所要時間を甘く見積もっている
(見積もりの精度の低さ)

7.達成後、あるいは達成の途中に
避けたいことがある
(無意識の問題回避)

8.達成しないことにメリットがある
(創造的回避)

9.前進している感覚や
達成しそうな感覚がない
(前進感覚の欠如)

時間とは、とどのつまりは
人生そのものなので、大事ですよね。

なので、何回かに分けて、
9つの阻害要因を、
詳しく見ていきます。

まず、一番の

何のために時間を使うのかを
決めていない(目的の欠如)

これ、意外と多いです。

「忙しい」が口グセの人や、
もっと時間が欲しい、
と望んでいる人に、

「では、効率を上げたり、
優先順位を変えたりして
空き時間を作るとして、
その時間で何をしますか?」

と尋ねると、
答えに詰まる方が、一定数、
おられます。

また、
あれをしたい、これをしたい、
と答える方も、

「それは何のためですか?」

と深ぼっていくと、

「仕事がいやなのでのんびりしたい」とか、

「忙しくしていないと、
役立たずだと思われてしまうから」

「やれと言われたから」

のような、

うーん、それって目的として
どうなの?

とツッコミを入れたくなるような
回答が出てくることもあります。

これって、パターンでいうと、

何かを避けたい<問題回避型>
人を気にする<外的基準型>
受け身でいる<反映分析型>

これらが隠れていると、
やってもうまくいかなかったり、
やればやるほど、つらくなったり
するので、要注意です。

時間的には「非効率」な
結果が生まれます。

目的は、
すべての始まりですから重要。

ことばとしては、

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私は○○のために
xxxする

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と、
心の底からあなたが納得していて
望んでいる「的」やゴールを
<主体行動型>動詞
表現する必要があります。

例えば、
私の例でいえば、

メルマガを出すのは、

直接的には、

自分の知識・スキル・経験・
人生観・世界観を読者に届けることで、
互いの中に新しい何かを
創り出すためです。

家を掃除するのは、
「居住空間をきれいに保つため」

食事をするのは
「活動のエネルギーを確保し、
健康を維持、増進させるため」

会社員時代、仕事をする目的は、
「生活の糧を確保し、
自己を表現するため」でした。

今は、別の目的があって、
実は再び、定義中です。

コーチングのクライエントさんで、
目的を意識することなく
仕事をしてきたことに
気づいた方がおられます。

今、毎日の仕事の前に、
必ず目的をセットすることを
習慣づけていて、いい感じで
進んでいます。

もし、あなたが、なにか
うまくいかない感があれば、
目的を振り返ってみましょう。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント