【飛躍のヒント】#9 上司を動かす

昨日の続きです。

社内顧客からのパワハラ系・ コミュニケーションで、うつの入り口に立っていた時に、とどめを刺すようなメールを 受け取り、パニックに陥った私。

このまま行くと、「カラフルな走馬灯がダメになる」と悟り、まずとった行動は、上司に 助けを求めることでした。

I need your help という SOSの電話をかけた上司 #14 は、タイのバンコクにいた、南アフリカの人でした。

手短に状況を話すと、

「そのメールを送ってくれ」

送りました。

「確かに、これはきついな」

そのあとは、相手に深刻さが伝わるように、必死で話しました。涙、ボロボロでした。

助けを求めている以上、助けをゲットして初めて、私のミッションはコンプリートするわけです。

幸いというか何というか、私も相手も、人事の管理職。 ハラスメントの訴えが 社員からあった場合、

– 会社が何をしなければならないか、
– 何をしてはならないか、

その、Do’s and Don’tsを 知っています。

なので、自分の中にぎりぎり残っていた思考力を動員して、「こう言えば相手は必ず アクションを起こすはず」ということばを、連発しました。

上司の反応はこれでした。

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今日のお前は、いつもの お前と違う。だから、俺はアクションをとる。
===========

いわく、いつものお前は、論理的で整理されていて、落ち着いている。今日のお前は違う。 混乱している。

だから俺は、この状況が深刻だと判断する。そして、手を打つ。

とのことでした。

もう、そんな理屈、どうでも いいからさ~、

でも反面、そういう判断の仕方もあるんだ~ と知りました。

彼が提示したアクションとは、翌日、相手に話すこと。

ここでまた恐怖を感じました。

どんな報復をされるかわからない。だから、何をどういうのか、教えてほしい。

ハラスメントの訴えがあった場合、加害者とされる側には、「この件で、一切、報復はしてはなりません」と伝えますが、被害者側が「報復が怖いので相手には言わないでください」と求めることがあります。

とはいえ、相手にアプローチしないと 問題は解決しません。

「やられる側」の恐怖心を、私は初めて味わったのでした。

でも、もはや、私には何の エネルギーも残っていないし、上司にお任せすることに しました。

この一件が解決して、しばらくたってから 気づいたことがあります。

いつもの自分が、いざと いう時の自分を助けるんだ~

予想外に話が長くなりました。

その後どうなったか、あと一回 お付き合いください。

ブレークスルーコーチ x
LABプロファイル®
マスターコンサルタント

坂本 夏子

コメント

  1. tt より:

    いつもの自分がいざというときの自分を助ける。
    忘備録に追加しました♪