坂本夏子です。
今日は予定を変更して
アフガニスタンで亡くなった
中村哲医師のことを書きます。
長年、医師として医療活動に
従事するのみならず、
現地の人が食料を確保できるように、
土台となる水の確保や
農地の回復という人道支援に
尽力した方が、
何者かに銃撃され、あっけなく
亡くなってしまいましたね。
現地の運転手やスタッフも犠牲に
なったそうです。
私は、中村さんを特にウオッチ
していたわけではありませんが、
私と同じ福岡市出身なので、時々、
TVで見ると、
すごいおじさんがいるな~
と親しみと敬意を抱いていました。
中村さんにはアフガニスタン
政府から、昨年、国家勲章が、
今年の10月には、名誉市民権が
授与されたとのこと。
現地への功績の大きさと、
人々感謝の大きさが伝わります。
今回の事件を知って、
いろいろな感情が湧きおこりました。
あなたはどうですか?
特に私の心が動いたのが、
アフガニスタンの人々の、
中村さんへの敬意の表現の仕方です。
哀悼の集会が即座に開かれ、
昨日みたネットの情報では、
現地の航空会社が、飛行機の尾翼に、
大きく、中村さんの顔の絵を
描いていました。
ぜひ、ご覧ください。
https://togetter.com/li/1439513?fbclid=IwAR3O797n3xUCvjYJE90R-Yh04sQUpfzQ7jSe5AOiYKV87BUHLTNwSQ_bZKQ
これ以上の敬意の表し方が
あるでしょうか!
そして、
棺が日本に向けて出発する際は、
空港でガニ大統領が自ら、
棺をかつぐ…….。
英国 BBC のニュースサイトの
動画が、ぐっときます。
https://www.bbc.com/news/av/world-asia-50704139/tetsu-nakamura-japanese-doctor-killed-in-afghanistan-returns-home
心を行動で示すことの意味を、
アフガニスタンの人々に
教えてもらいました。
それはもちろん、
中村さん自身がやってきたことが
起点となっているわけで、
愛ってこういうことなのかも
しれない、と思いました。
最後に、
中村さんのことばを紹介します。
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一つ一つできることを
していく以外に、
何かを達成する方法はない。
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先週、書いてきて、あと少し
残っている時間シリーズにも
通じることばです。
中村さんは、飛行機の尾翼に
描かれた自分の顔を見て
天国で何を思っているでしょうか。
中村医師のご冥福を
心よりお祈りいたします。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
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