坂本夏子です。
おとといから、
トランプさんを支持する話を
しております。
おとといは、
トランプ再選=日本の国益 だから。
昨日は、
トランプさんは実績がよいから。
今日は三日目で、
トランプさんは命をかけて
仕事をしているから。
これをテーマにします。
私がそう実感したのは、
彼がコロナに感染してからです。
感染前は、2月2日に中国からの
入国を禁止にしたときこそ、
「さすが、決断、早い」
と感動しましたが、
そのあとは、
楽観的過ぎるんじゃないの、と
冷ややかに見ておりました。
そして、10月2日に、まさかの、
本人の感染発表。
まず、
患者としてはハイリスクでした。
70歳を越えていますし、男性、
肥満、コレステロールが高い。
そして、
一時的に血液中の酸素濃度が低下し、
酸素吸入を受けたとこのと。
決して軽症ではありません。
ほどなく軍の病院に入院し、
おそらく、考え得る最善の治療を
行ったのでしょう。
(さすが、軍の最高司令官)
使ったのは、治療法として
確立も承認もされていない、
抗体療法。
さらに、レムデシビルと
デキサメタゾン。
レムデシビルはエボラ出血熱の治療薬で、
デキサメタゾンは、
いわゆるステロイド剤。
どちらもコロナウィルスに有効と
確認されています。
入院中には、ホワイトハウス前に
集まった支持者のもとに、
車で「サプライズ」とか言っちゃって
姿を現します。
熱狂的なサポーターは大歓迎。
メディアは大ブーイング。
「同乗したSPを感染のリスクに
さらしている」などなど、
聞こえてきました。
そして三日で退院。
2週間は Stay Home なんていう
常識的なことはせず、
ホワイトハウスの執務室に戻り、
いつものように仕事をし、
選挙戦にも復帰。
この一連のデキゴトを見て、
私は思いました。
あ~、この人は、命をかけて
仕事をしている。
文字通り、命をかけて、
治療法として確立されていない薬を
使った。
早期復活のために、リスクを取った。
それだけ、使命感に燃えている。
彼の頭の中には、
===================
Make America Great Again
アメリカを再び偉大にする
===================
だけがあり、それ以外のことは
どうでもいい。
そのためには、休んでなんか
いられない。
措置をきっちりやったら、
あとは仕事に戻るんだ。
オレはそのために大統領になったんだ。
だから、あと4年、やるんだ。
使命感に燃えて仕事に邁進する人には、
薬も効きます。
(これ、
トランスフォーメショナルコーチ®の常識)
命をかけて仕事をしている人には、
迫力があります。魅力があります。
たとえ意見を異にすることがあっても、
人として、信頼できます。
それが私が、
トランプさんを支持する
三つめの理由です。
たしか退院直後だったと思いますが、
==============
Don’t let it dominate your life.
コロナに人生を占領させるな
==============
と言っていました。
このことばを聞いて、
トランプさんが、ずっと、
コロナを軽視するような発言を
していたことの真意が、
ようやく読めた気がしました。
もともとビジネスで成功した頭脳をもち、
数年にわたる選挙戦を勝ち抜いて、
アメリカ帝国の大統領にまで
なった人です。
感染症が蔓延することの意味が
わからないはずはありません。
かといって、人生を、国を、
コロナ一色にしていいのか?
そうじゃないだろ。
他にもやること、たくさん、
あるだろ。
オレはあるぞ。
みんなもあるだろ。
それをやるんだ。
これが彼の叫びだったのでは
ないでしょうか。
ことばや振る舞いは粗野です。
とても大人のコミュニケーションとは
言えないような言動ばかりです。
アメリカのコロナ状況は、
感染者数も死者数も、世界一。
敵も作ります。
嫌いな人は大嫌いです。
でも、メッセージが強烈で、
もともとの意図が善であるからこそ、
熱狂的なファンもいる。
入院中のトランプさんを警護して
車に乗ったSPだって、
それがわかっているから、
「この人のためなら」と、
警護の任務についたのではないか….。
そんな気がします。
そこに思いをはせずに、
SPへの感染リスクのみの視点で
現象を語るのは、
表面的だと思います。
反トランプの人々や、
アメリカの多くのメディアは、
引きずり下ろすのに一生懸命です。
彼の一つの側面をみれば、
それもわかります。
でも、
トランプさん本人にとっては、
そんなことは、どうでもいいのかも
しれません。
今、これを書きながら気づきました。
平成の天皇陛下。
今の上皇さまです。
全身全霊で、象徴天皇の務めを
果たしたと言い切った、
あの天皇陛下。
果たす務めへの気持ちの強さの点で、
もしかすると、
上皇陛下とトランプ大統領は、
並ぶのかもしれません。
トランプさんを高めすぎですかね?
ふるまいや醸し出す雰囲気、
周りに与える影響、印象は、
両極端に違います。
品格ということばを、
私はトランプさんについて語る時、
使いません。
ただ、私が感じるトランプさんの
使命感の強さにおいて、
上皇陛下以外に、思い浮かぶ人が
いないのです。
明日はいよいよ、
大統領選の投開票日です。
明日もまた、
トランプさんについて書きますが、
あと一回では足りません。
うーん、どうしよう。
平成が終わる直前も、
天皇陛下について熱く語っていたのを
思い出しました。
一つはコレ↓↓
平成最後の深夜便:希代の策士
ルールを破って目的を果たす
点においても、
トランプさんと上皇陛下は、
似ています。
(<オプション型><目的志向型>
<内的基準型><主体行動型>)
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
#436