人と時計の共通点って何でしょうか?
私は腕時計を二つ持っています。
一つは、いつも使っているメインのもの。もう一つは、海外旅行先で見つけて、思わず、気に入って買った、サブ。
メインのものを修理に出す時は、サブのものを使います。
今年、この二つの電池が、珍しく、ほぼ同時に、切れました。 行きつけの、時計修理屋に持っていくわけですが、それまでの間をしのぐ、時計が必要でした。
もう一つの時計を、久しぶりに取り出しました。
伯母のお古の、ペンダント型の時計です。縦2センチの小さなもので、ねじを巻いて、ポケットに入れてゆきました。
いつ、伯母にもらったかも覚えていないくらい、古いもので、手巻き式なのです。
時計屋に着いて、電池の切れた腕時計二つを渡し、「今日は、古い手巻きの時計を使っています」と言って、ポケットから取り出して、見せたら、こう言われました。
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使わなくても、
ねじはいつも巻いておいて
くださいね。
時計は針を動かしていないと、
使えなくなります。
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「へー、人間と同じですね」
と思わず、言ってしまいました。
それ以来、その、ねじ巻時計を玄関において、一日一回、ねじを巻いています。
いつまでも元気でいてくれて、いつでも、使える ように。
腕時計も、玄関に置いていて、出かけるときにはめ、帰宅したら外すので、そこにあれば、ねじ巻作業も、習慣にしやすいと思いました。
自分が動く、あるいは、自分を動かし続ける、ということでいうと、そのための仕組みや、儀式やスイッチってありますか?
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坂本 夏子