【飛躍のヒント】正田英三郎氏のことば

坂本夏子です。

現在、
アイデンティティの調整中です。

アイデンティティとは
自分は何者か、についての
自己認識ですね。

というのは、、、

このところ、大きなチョンボを
したり不可解な身体症状が
でています。

(でも、5/19にお伝えした、
風邪かも? は大丈夫でした)

そういうとき、
トランスフォーメショナル
コーチ®である私は、

生き方がズレてるよ、
というサインであると
捉えます。

で、実際、私がときどき
お伝えしていた、
私の生きる目的である、

——————————-

世の中に
新しい『あたりまえ』を作りだす

——————————-

ということばが、自分の中で
しっくりこなくなったのです。

ことばがしっくりこないのは、
中身が合わなくなったわけで、

生きる目的(使命)を
バージョンアップしよう!

そこで何をしたのか?

再びの、人生の振り返りです。

これまでも、

自分の人生に起こった
様々なデキゴトや、
困難を乗り切ったこと、
楽しかったことを
振り返る作業を、

何度もやりました。

両親との関係を見つめることも。

その結果でてきたのが
世の中に新しい『あたりまえ』を
作りだす、だったのです。

なぜ、両親との関係を見つめる
のかというと、

父親、母親に対するネガティブな
感情は、程度の差こそあれ、
ほとんどの人が抱えていて、

それを多角的に探究することで、
その人の生きる目的が明らかに
なることがよくあるのです。

というか、それをせずして、
人としての真の自立はない、と
私は断言します。

なので、その作業を
久しぶりにやってみました。

すると、キーワードとして

—————–

清濁あわせのむ

—————–

ということばが、
ポロっと出てきました。

「清濁あわせのむ」とは
大海が清流も濁流も受け入れる
ことからきていて、

器の大きい、あるいは
心の広い人のことを表しますよね。

あわせのむものは、
清と濁以外にも、
善と悪、賢と愚、
誠と嘘など、
いろいろあります。

そのことばを、
私の生きる目的にどうつなげるか、
まだ言語化できていません。

できたらお知らせします。

そんなことをあれこれ
考えていたら、今日、
心を打たれることばに
出会いました。

清濁の、清の方のことばです。

ことばの主は、
上皇后さまのお父上
故・正田英三郎氏です。

昭和34年4月10日に
美智子さまが結婚された際の、
はなむけとして贈られた
ことばです。

=============

去年の夏以降、
あなたにとっても
私たちにとっても
大変な時期でした。

幸い、皇太子さまの
深いお慈しみと
あなたの皇太子さまに対する
深い信頼の絆によって
この日を迎えることが
できたことを
感謝しています。

皇太子さまの
これからのご日常は、
国内の数々の行事や
国際親善のためのご交際など
益々ご多忙となられる
ことでしょう。

これらのご責任を果たされる上で、
いくらかでもお役に立つように

そして毎日毎日を誠実に
明るく、また勇気をもって
送られることを祈っています。

===========

私が感じたのは、
このお父さまの
大らかさ、品格、
そして娘への大きな愛です。

とりわけ、

お互いに大変だったよね、
と正直に振り返り、
そして、娘への感謝を
述べておられるところが
ステキです。

ご自身のことばで
語りかけているのも、
たまりません。

大企業の経営者だった方なので、
濁もたくさん経験されたはず。

この父にしてあの娘あり、
と感じました。

これを私に降りてきた
「清濁あわせのむ」に
照らしてみると、

私は、善なるものを
軸としつつ、そうでないことも
飲み込み融合することを
自分の役割としたいのかも
しれません。

今日は、うごめく私の
実況中継でした。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント