坂本夏子です。
きのうのメール「解釈は自由」の中で、
自分が勝手につけていた、
記憶の中のデキゴトへの
解釈を選びなおすと、
面白いことが起きてきます。
人生はそこから飛躍します。
とお伝えしました。
今日は、その点を深ぼりますね。
テーマは、
なぜ解釈を変えると飛躍するのか?
です。
典型的な例が、家族など
身近な人との関わりの記憶なので、
それを取り上げます。
小さい頃、あるいは学生時代、
あるいは結婚してからなど、
時期はさまざまですが、
身近な人との間で
イヤな思いをした記憶が、
あなたもあるのではないでしょうか。
それが、
「このくらいのこと、
普通に起きるよね。」
と、軽く受け流し、さっさと
より重要なことに戻れば
それでOKです。
そうではなく、
イヤなデキゴトとして
記憶の中に堆積すると、
やっかいです。
特に、
同じようなことが繰り返したり、
一つの事例のインパクトが大きく、
強い感情としてあなたの中に
残っていると、やっかいです。
LABプロファイル®=
言語・脳内・行動パターンをみると、
イヤな記憶は、それ自体が問題なので、
<問題回避型>。
さらに、本人は、その記憶から
抜け出せずにそこに留まって、
相手や自分を責めるけれど、
人生を好転させるために、
自分でこうする、という新しい行動を
能動的に選びとっていないので、
<反映分析型>
そして、相手に影響されて
しまっているので<外的基準型>。
見事に、どつぼパターン Top 3 です。
しかも多くの場合、無意識に
そうしていて、気づかないうちに、
パターンが自分を抑圧してしまいます。
なので、結果として、例えば、
相手から言われた
「お前はダメだ」
「女は役にたたない」
「男のくせに」
などのことばを、
自分の中で真実として持ち続けたり、
誰かを敵視したりしてしまうのです。
そうやって、無意識の “決めつけ “が
出来上がります。
”決めつけ”は、
もしピンとこなければ、
思い込み、信じ込み、信念などと
言い換えてください。
その、無意識の決めつけが、
あなたの世界観や自己認識を
つくります。それがあなたの
メガネです。
メガネは、あなたのために、
モノゴトをこのように見たり
処理したりしなさいよ、
というプログラムを、
あなたの司令塔である脳の中に
作り出します。
だから、
あなたは、そのメガネとおりの
思考・行動をし、その通りの
現実を引き起こします。
これが、
記憶 -> メガネ -> 現実
のメカニズムです。
でも、メガネのもとである、
相手が昔、こう言ったとか、
ああ言った、といった記憶は、
自分が勝手にそう解釈して、
そういう記憶として大事に
保存しているだけなのです。
つまり、
単なる自己選択の情報です。
解釈 = 記憶 = 自己選択の情報
ですので、
解釈 = 記憶 = 自己選択の情報
を再構成することで、
メガネが変わり、現実が変わります。
結果として、人生が好転します。
これが、
なぜ解釈を変えると飛躍するのか?
の答えです。
なんだか、理屈っぽいですかね?
でも本当なのです。
身近な人とのイヤな記憶の解釈を
選びなおしただけで、
人生がガラリと変わった人が
たくさんいるので、お伝えしました。
しかも、興味深いことに、
ガラリと変わって初めて、
あ~、私はどつぼにハマっていたな~、
あんなところに留まっていたな~、
やっと、一皮むけたな~
と気づきます。
私もその一人です。
もし、何かのデキゴトについて、
どうしても○○の気持ちや
解釈が手放せない、
というお悩みがあれば、
このメールへの返信で
お知らせください。
新たな解釈の候補をお伝えします。
P.S.
9/12 の
「ランチ仲間がオリンピックに出るかも?!」
でお伝えした、マラソンの岡本直己選手。
今日の MGCファイナルで
見事10位でした。
自己ベストのタイムでは
31人の出場選手中30位だったので、
10位でフィニッシュはスゴイな
と思いました。
宣伝したので、結果もご報告しました。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント