【飛躍のヒント】解釈は自由

坂本夏子です。

今週はコーチングのセッションで、
状況は異なるのだけど、
抽象的には似ているケースが
続きました。

すべて家族が絡んだ内容で、
相手は親や、夫、妻です。

そして、
セッションの最後に私がみなさんに
お伝えしたことが同じでした。

今日はそれをテーマにします。

ポイントはコレです↓↓↓

~~~~~~~~~~~~~

一つのデキゴトに対し、
解釈はいくつもある。

解釈が、すべてを決める。

どの解釈を選ぶかは
自分次第。

その自由をみんな持っている。

~~~~~~~~~~~~~

これって、
家族関係に限ったことではなく、
どんなことにもあてはまります。

例えば、

公園を横切ろうとしたら、
子供たちが野球をしていて、
打った球が落ちるまでは、
待つ必要があったとします。

うちの近所でよくある光景です。

ある人は、

公園を占領するな!
なぜ禁止しないんだ!
こっちは急いでいるんだ!

と怒ります。

ある人は、

みんな楽しそうに遊んでるね。
広場があってよかったね。

と、ニコニコしながら待ちます。

別の人は、

さすがに硬式野球のボールだと
危険だけど、ゴムボールだから
許容範囲。

と、淡々とボールの行方を
目で追います。

他の解釈や反応もあるでしょう。

もっと単純な例だと、

朝起きたら雨が降っていました。

デキゴト(=事実)は、

「朝起きたら、雨が降っていた」

です。

それにもいろんな解釈がありますね。

解釈は「反応」と捉えてもOKです。

今日は一日中、外回りなのに、
まったくついてない。

外出せず、家で、ゆっくり過ごそう。

お百姓さんとダム関係者は
喜んでいるはず。

雨の日もあれば、
晴れの日もある。フツー。

天気予報、当たるわ!

どの解釈をつけるかは、
その人が、どんな「メガネ」
かけているかで決まります。

メガネは、その人のもつ
前提、世界観、価値観、思い込み、
決めつけなどで決まります。

そしてそれらは、たいてい、
過去の記憶から作られています。

自分が勝手につけていた、
記憶の中のデキゴトへの
解釈を選びなおすと、
面白いことが起きてきます。

例えば、

イヤだった相手の中に、
自分の目標とする姿を見いだしたり、

その人は自分を応援してくれて
いたことに気づいたり、

その人はその人の人生を
全うしたことに気づいたり、

自分は失敗したのではなく、
立ち上がり方を学んでいたことに
気づいたり、、、

などなど。

人生はそこから飛躍します。

どうせなら、自分や周りが
より前進したり、
幸せがふえる解釈を選ぶといいですね。

特に、
何かにネガティブ感を感じたときこそ、
自分の解釈を “疑い”、

「それって本当?」

「自分が決めつけてるだけでは?」

と問いかけるチャンスです。

きっと、いいことありますよ。

もし、何かのデキゴトについて、
どうしても○○の気持ちが
手放せない、なんてことがあれば、
ご相談ください。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント