坂本夏子です。
このところ、時間をテーマに
メルマガをお届けしています。
初回は
2回目は
でした。
そして、
時間の悩みを引き起こす
9つの要因とはこれでした↓↓
1.何のために時間を使うのかを
決めていない(目的の欠如)
2.目的達成のために、
何をやり、何をやらないのかを
決めていない (戦略の欠如)
3.やり方を知らない
(戦術の欠如)
4.具体的に、何をいつ
やるのかを決めていない
(行動プランの欠如)
5.制限時間を設けていない
(期限の欠如)
6.所要時間を甘く見積もっている
(見積もりの精度の低さ)
7.達成後、あるいは達成の途中に
避けたいことがある
(無意識の問題回避)
8.達成しないことにメリットがある
(創造的回避)
9.前進している感覚や
達成しそうな感覚がない
(前進感覚の欠如)
今日は、
第2の要因を取り上げます。
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2.目的達成のために、
何をやり、何をやらないのかを
決めていない (戦略の欠如)
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逆をいえば、
目的地を決めたら、
そこに到達するために
何をやり、何をやらないのかの
道筋(方針)を決めればよいわけです。
ここで白状すると、会社員時代、
私は長いこと“戦略”なんて
意識せずに仕事をしていました。
上司の中には “戦略好き”がいましたが、
戦略とは何か?
具体的に何をどうすれば
“戦略的な” 仕事ができるのか?
という肝心のことは教えてくれません。
しょうがないので、
自分で問いかけを続けたのです。
するとある時、
「戦略とはゴールへの道筋や
大方針のことだな」
と気づきました。
道筋なので、例えば
大阪から福岡に行くのに、
瀬戸内海沿岸を通るのか
日本海側を通るのか
中国山地を縦断するのか
みたいなことを決めるのです。
いきなり、乗る列車や
道路や車の話をしません。
その道筋を決めた後に、
具体的に何をするかの
方策や行動(戦術)を決めます。
すると
“いきあたりばったり”が減り、
やることの取捨選択がしやすくなり、
かける時間に対して得られる成果が
少しずつ大きくなっていきました。
その時に大事なのは、
“何をやるのか”と同時に
“何をやらないのか” を決めることです。
“何をやらないのか“ を明らかに
することで、
“これをやる” という戦略が
より際立ってきます。
そして、仕事以外にもこの考え方は
応用可能だと気づきました。
例えば食事の準備の時間です。
健全な食生活のために、
私にとって最も重要なのは
食材の質と栄養のバランス。
なので、
“まともな食材で栄養のバランスが
整っていれば、あとは気にしない“
という戦略を立てました。
それを具体的に、
どのように実行しているのか?
これは、戦術と行動プランの
領域ですね。
そこは、要因の3と4。
次回に続きます。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント