【飛躍のヒント】ゼロの法則

坂本夏子です。

あなたは「やめる」決断
したことはありますか?

私はこの夏、一つ、
決断しました。

昨年から取り組んでいた
とあることが全くうまくいかず、
大きな痛手を経験しました。

やめるのにも痛みを伴いますが、
それも甘受の上で、
やめることにしました。

すると、一つ、ニュースが
飛び込んできました。

知り合いの男性が離婚したと
いうのです。

人づての話ですが、
辛い状態が何年も続いた末に、
別離を決断したとのこと。

ふるさとに戻る途中に
何度か下血したくらい、
精神的に追い詰められていたそうです。

それから数か月たって、
すっかり元気になったそうなので、

よかった~、

と思いました。

自ら妻に別れを告げ、
新しい人生を歩み出した彼を
祝福しています。

彼と私とでは、
やめる決断のプロセスは
違ったと思いますが、

ともに大きな決断をしたのは同じ。

そして、人生では、時に
やめる決断は必要ですよね。

そこで今日は、私が大事にしている、
やめる基準をシェアします。

ゼロの法則と言います。

これは、
James Skinner
(ジェームス・スキナー)さんに
教えてもらいました。

James は、世界的に著名な
「7つの習慣」を日本で広めた
人物として有名なので、あなたも
ご存知かもしれません。

で、ゼロの法則はこれです。

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今、これがなかったら、
今、これを作りますか?

この問いへの答えが No なら、
それはやめるべきこと。

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「これ」とは、
あなたが問題と感じていることや、
改善を試みていることです。

現実には、今、
「これ」があるのだけど、

ゼロベースで、今、
「これ」がないと仮定したら、
今から「これ」を作りますか?

と、自分に問いかけるのです。

答えが Yes なら、改善し、
やり続けます。

答えが No なら、思い切って
やめましょう、という話です。

やめるにも痛みを伴いますが、
それがいやでやり続けても、
イヤイヤやることになります。

イヤイヤやることは、
いい結果を生みません。

だったら、
痛みを受け入れてやめて、
どつぼから抜け出し、

自分の時間やエネルギーを、
もっと幸せなこと、
生産的なことに使おうよ、
という発想です。

単純に言えば「損切り」ですね。

もちろん、損切りしたら、
学ぶ必要はあります。

何の必然性があって、
自分はその経験をしたのか?
と問いかけるのも重要です。

それとセットで、
ゼロの法則を使うと飛躍します。

ここぞ、という時に、
おススメです。

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント