【飛躍のヒント】紙ヒコーキを飛ばす

坂本夏子です。

人のメルマガを読んでいて、
今日は面白い発見をしました。

それをシェアします。

倉橋さんという、
呼吸法の先生が出しているもので、
私が最も長く読んでいるメルマガです。

倉橋さんは、転載・引用ご自由に、
という太っ腹な方なので、
ありがたいです。

彼が、昔、参加した講座で、
こんな課題があったそうです。

参加者全員にA4のコピー用紙が
配られて、

「好きなようにこれを折っていいから、
この紙を一番遠くまで飛ばした人が
優勝です」

という指示だったとか。

あなただったら、この課題に
どのように取り組みますか?

紙ヒコーキって、どんな形が
一番、飛ぶのか?

なんて考えるでしょうか。

私はメルマガを読みながら、
こんなアイデアが
浮かんできました。。。。

目的は、
できるだけ遠くに飛ばすこと。

条件は、紙を折ること。

だったら、
紙をできるだけ小さく丸めて、
固めて、それを投げる。

丸めるのも折るのも、本質は同じ。
ルールは守っている。

で、倉橋さんはどうしたかと
言うと、、、

=============

周りの人たちがマジメに紙飛行機を
折る中で、
私はその紙をクシャクシャに丸めて
しまいまして、

それだけでは飽き足らず、
何度も踏みつけてギューギューに
潰して(後略)

=============

結果は、
50人くらいの参加者の中で、
一番遠くに飛ばし、見事、
優勝したそうです。

私は、彼のメルマガを最も長く
読んでいるほどに、リスペクト
しているわけです。

その人と同じ発想を自分がしたので、

やったね!

といい気分でした。

ところが、、、

倉橋さんは、他の人が真剣に
紙飛行機を作っていたのに、
自分だけテキトーにやって
勝ってしまったと思い、
後味が悪かったそうです。

長くなるのでここには書きませんが、
彼がそのように感じても
おかしくないだけの、
背景はありました。

でも、現象だけをとらえると、

同じデキゴトでも、
いろんな受け止めがあるものだ、
とつくづく思いました。

あなたはどう感じますか?

紙を丸めて飛ばすのは、
ルール違反で、よくないでしょうか?

ひとそれぞれ、受け止めは
あるでしょうが、

私は、昔から、この手の発想を
していたな、と気づいたのです。

見方によっては、あまのじゃく。

別の見方をすれば、
モノゴトを額面どおり
素直に受け取る。

例えば、
小学校5年生の時です。

図工の授業で、

「働く人を、紙粘土で作る」

というのがありました。

働く人か?

何の職業の人にしようか?

で、お相撲さんを作りました。

当時、私はよくお相撲を見ていて、

力士は、相撲が仕事だから、
働く人だよね。

すると、
隣の席の憲司くんという男の子が、

「じゃあ、僕は
プロ野球選手にする」

と言って、作ってました。

高校の時は、世界史の授業の
夏休みの宿題が、

「歴史の本を読んで、感想文を書く」

でした。

私は、世界史が嫌い、というか、
まったく興味が持てず、
一方、日本史は大好きでした。

なので、、、

歴史の本を読めばいいんだよね。

だったら、日本史だわ、と、
司馬遼太郎の戦国時代の小説を
読んで、その感想文を出しました。

でも、クラスメートの中には、
世界史の本を読まなきゃいけない、
と思った人もいたかもしれません。

ありがたかったのは、
図工でも、世界史でも、
先生がそれを認めてくれたことです。

「普通、こうじゃないだろ」

みたいなネガティブ反応は、
ありませんでした。

その結果、
自分の解釈でいけばいいよね、
というスタンスを
育んでもらったように思います。

私は、クリエイティブな人間か、
というとそうではなく、
もっと創造性を高めたいと、
キュウキュウとしています。

その私が、今日、お伝えしたいのは、
これです。

~~~~~~~~~~~~~

ルールを素直に解釈すると、
可能性が広がる。

~~~~~~~~~~~~~

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント