【飛躍のヒント】ネガティブのクリエイティブ戦略

坂本夏子です。

仕事をサクサク進めるために、
人はどんな工夫をしているのか?

…..と思って始めた、
読者の体験談募集の企画、
終盤です。

今日のアイデアは、こちらです↓↓↓

山岸 さやか さま (仮名)

やるべきことをTODOリストに
していきますが、
かなり細かく、時間をかけて
リスト化します。

いわゆるWBS
(Work Breakdown Structure)
づくりをします。

私の場合、先延ばし癖があるので、
苦手だったり、
時間がかかりそうなことに
なかなか手をつけることができず、

むしろ試験勉強中に
机を掃除してしまうタイプです。

そこで、その性質を利用して
『机の掃除』の項目をたくさん
挙げておきます。

そうすると、
普段は後回しにするようなことも、
大きなことを後回しにしているので、
あまり苦になりません。

また、
やることを細かくステップ化していくと、

・何となくゴールがイメージでき、
やる気になる

・細かくブレイクダウンできているので、
とっかかりやすい

・項目がたくさんあるので
どれかはやる気になる

と言った効果が私にはあります。

その他、
・毎晩、今日一日に済ませた項目に
●をつける

・毎朝、WBSを見る

・誰かに報告するマイルストンを
設定すると言ったことをします。

毎晩、●(〇でなく●)をつけるのは、
済ませた項目の数をパッと見て、
自分に自信をつけるため。

毎朝、WBSを見るのは、
やることが多すぎると、
頭に数個しか残らず、
ペースがダウンしてしまうのを防ぐため。

誰かにアウトプット(=報告)する
マイルストンを先に設定してしまうのは、

相手に時間をとってもらうのだから…と、
実績を作ろうとする外的動機を活用して、
自分をラクに動かすためです。

自律的ではないので、
お恥ずかしいですが、これが私には
一番合っていると思います。

============

私はこれを読んで、思わず、
ハハハと声を出して
笑ってしまいました。

「試験勉強中に机を掃除してしまう」
なんて、
うまいこというな~、って。

あるある、です。

さやかさんの場合、
より大きなこと(試験勉強)を
後回しにすることで、

普段は後回しにしてしまうこと
(机の掃除)をサクサク進める
作戦とのことです。

そういう手法もあるのですね。

いわば、
「ネガティブのクリエイティブ戦略」。

私がそんなモードに入ってしまう
場合、

試験勉強という目の前の山から
逃れるために、環境整備という
大義名分を持ち出して、
自分を正当化する心理が
働いているように感じます。

そういうときは、決まって、
ゴールや目的が不明確になっています。

何のために試験勉強をするのかや、
試験勉強をし終わった後のことを
鮮明にイメージしていないので、

試験勉強という”やりたくない作業” を
避けようとしてしまうわけです。

典型的な<問題回避型>
言語・脳内・行動パターンに
陥っています。

対策は、

何のために試験勉強をして、
やり終わった自分がどんな結果を
手に入れているのか、

という

1) 目的と
2) 結果の先の結果を

セットするのがおススメです。

パターンを
<目的志向型>に変えるのです。

いずれにせよ、
私たちは、やはり、
どんな場合も、その時、
本当にやりたいことをやっていますね。

意識的にであれ、無意識的にであれ。

さやかさんに
改めて教えていただきました。

ありがとうございます。

体験談募集は、本日、2/8 の
23:59 まで受け付けております。

こちらにメールでお寄せください。

mail@sakamotonatsuko.com

お送りいただいたお礼に、
「生きる目的を思い出す29の質問」
のリストを差し上げております。

自分の本質を知って、
自分軸を作るのに有効です。

この二日間のアイデアはコチラ。

お母さんの突破力

楽しいと嬉しいが重なる天命

ではまた!

坂本 夏子

ことば屋&人事屋

LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント