坂本夏子です。
このところ、
親との関係で悩んでいた方から、
似たようなご相談が続きました。
そういう方は多いかもしれないので、
今日はそのことについてお伝えします。
お悩みには、
こんな共通点がありました。
[ その1 ]
長い間、親との葛藤を
心の中で続けてきた。
相手が父か母かは、人それぞれですし、
背景もさまざまです。
[ その2 ]
その結果、以下のようなことを
信じ込んでしまっていた。
– 私はいてはいけない
– 私は一人で頑張るしかない
– 女はダメ
– 私ばかり怒られる(弟妹に比べ)
– 言いたいことは言ってはいけない
– 親に逆らってはいけない
[ その3 ]
いろんなセミナーやカウンセリングを
受けてきたが、苦しみが続いた。
中には、有名な先生の高額のセミナーに
参加されてきた方もいます。
[ その4 ]
大きな病気を経験したり、あるいは、
日常的な体調不良、イライラ、
不安が続いてきた。
「その2」のような意識があれば、
結果として「どつぼパターン」に
入ってしまいます。
どつぼパターンとは、これですね。
その状態にとどまる<反映分析型>
問題を意識し、避けようとする
<問題回避型>
相手に左右される<外的基準型>
なので、病気になっても不思議は
ありませんし、これまで健康を
保ってきた方も、今後はわかりません。
仕事がうまくいかなかったり、
人と対立したり、人に対して受け身を
続けたり、といったことも起きやすいです。
では、この状態を終わらせることは
可能なのでしょうか?
本当の自分に戻り、新たな人生を
歩み出すことは可能なのでしょうか?
答えは Yes です。
どうすればよいのか?
親が何と言った、と自分が記憶して
いたかを振り返り、
本当は自分はどう感じていたのか?
どうしたかったのか?
言いたかったのに言えなかったことは
何なのか?
どうして欲しかったのか?
を明らかにし、
丁寧に過去のデキゴトをやり直し、
意味付けを変えていきます。
そして、相手と自分を許し、
新たな自己宣言をすればよいのです。
ただし「納得の」自己宣言である
必要があります。
ご相談者が受けてきた、過去の
セミナーやカウンセリングで、
どうして結果が出なかったか、
私は知る由もありません。
もしかすると、
こういったプロセスを踏まなかったか、
踏み方が中途半端だったか、
あるいはまた、
「セミナーに行けば、
カウンセリングを受ければ、
なんとかなる」
という、
他力本願や、変化に条件をつける
<反映分析型>でおられたのか、
そのあたりに原因があるのかもしれません。
親に対し、
どのように自分があるのか?
ふるまうのか?
これは自分で自由に選ぶことができます。
それは、あなたが持つ、
親への自由です。
真の自立でもあります。
その自由と自立を手に入れたい方は、
個別にご連絡ください。
ではまた!
坂本 夏子
ことば屋&人事屋
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
トランスフォーメショナル
コーチ®
人事コンサルタント