あなたは、人の声の調子や 身振り手振りに反応してしまいますか?
それとも、無頓着ですか?
それがどうした、って感じ なのですが、
ここにも、無意識の脳のパターンが潜んでいて、
LABプロファイル では、重視します。
<カテゴリー> 関係性 Attention Direction
その人が、他者のノンバーバルな反応に注意を向けているのか、自分の内側に対して注意を向けているのかを見るカテゴリー です。
パターン: 「内向型 Self」
– 注意が自分に向いていて、
自分 の理性が下す判断に基づいて
行動する。
– 相手のノンバーバル(声の トーン、顔の表情、身振り・ 手振りなど、非言語のメッセージ) に無頓着。
– あまり感情を表に出さない。
– 人とラポールを築きにくい。
人の表情を見て「イラついてるな」 とか、「喜んでいるな」とか、 「ことばでは Yes といったけど、 本心は違うよね」なんていう、 判断が苦手です。
パターン: 「外向型 Other」
– 人のノンバーバルに、反射的に反応する。
– 相手のノンバーバルをキャッチして自分の反応を調節する。
– 相手と適切なラポールを築きやすい。
多くの人は多くのコンテクストで、 「外向型」を持っています。 時々、内向型が強い人がいます。
私の記憶だと、4人出会いました。
海外には、職場には、50人に 3-4人の割合でいる、という データもあります。
「外向型」は、人のノンバーバル から、イライラしているのに気付きかないので、周りは、 もっとイライラします。
でも、周りの表情や、皮肉な声のトーンに左右されず、仕事ができる、という強みもあります。
この【飛躍のヒント】に何度か 登場した、強烈なうちの母は 「外向型」を持っています。 強烈な父もおりまして、 少なくとも、家族という コンテクストにおいて「内向型」。
かなりの、無頓着人間。
私は、両方のDNAを受け継いで いるので、あえて、内向型くんの 弁護をすると、本人に、悪気はないのです。
そういうパターンという、 ソフトウェアで動いているのです。
さて、ここでいう、「内向」「外向」の ことばは、私たちが普通、使う、 社交性のある・なしや、友達と遊ぶのと、一人で本を読んでいるのと、どちらが好きか、といった こととは関係なく、
他人の非言語に反応するかどうか、 という切り口です。
では、どうやって判断するか?
相手の言動を観察して、判断します。
テストも可能です。
一緒に机に座って仕事をしていて、 あなたがわざとペンを落とす。
そのペンが相手の方にころがる。
そこでペンを拾うか、拾おうとすれば、「外向型」。
無反応なら 「内向型」
どうすれば、効果的にアプローチ できるでしょうか?
「内向型」に対して
ことばで説明します。 相手の「価値基準」や、「納得 モード」(視覚重視か、聴覚重視か、 体感覚重視か)に合わせます。
そして、「内的基準型」への対応に 準じた対応をします。
つまり、自分でわかるよね、 自分で決めてね、というスタンス をとるのです。
「外向型」に対して
相手のノンバーバルに合わせます。 (話すスピードや声の大きさ、 姿勢など)
特に、話すスピードは大事です。 早口の人には早口で。 ゆっくりの人にはゆっくり。
これがずれると、意外と相手は 「波長が合わない」 「なんだか、やりにくい」 といった気持ちになるかも。
高い所にある物を取るのに、 あなたの手が届かなくて困って いるとき、 そばにいる背の高い「外向型さん」 に対しては、腕を伸ばして、 困った顔をすれば、手伝って くれるでしょう。
「内向型さん」に対しては、 「取ってもらえますか」と 言う必要があります。
言えばよいのです。 そう思えば、ラクですね。
「なんで取ってくれないの!」 とイライラすると、自分だけ 疲れます。
で、LABプロファイルのことで、 質問や、こういう事例があった、 などあれば、コメントでも メッセージでも、お気軽に どうぞ。
お待ちしております^^
ブレークスルーコーチ x
LABプロファイル®
マスターコンサルタント
坂本 夏子